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日本とブラジルの縁起の風習比べが面白い!
日本に来て5年目になりますが、先日仕事場で新しい発見がありました。
日本では常識のようですが、私にとっては全くの初耳なことばかりだったのでとても面白かったです。日本のカレンダーや手帳などによく「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」と書いてあることを目にしたことがあると思いますが、私は今までそれについて全く気にしたことがなく、先日それが「六陽」だということを聞きました。これは元々中国で生れ、三国志の時代までに遡るとまで言われていますが、その真偽は不明のようです。

しかし、かなり前から存在するにも関わらず、現在でも結婚式は大安が良いとされ、土曜日の大安は常に予約でいっぱいになっているようです。逆に葬式は友引は避けるべきということで、態々お葬式を一日遅らせることもあるようです。

ブラジルでは13日の金曜日などの不吉な日が存在するが、それが態々カレンダーに載ることはないので、私にとって六陽はかなり印象的な発見でした。

それ以外にも日本では迷信・縁起的な決まりごとがあったりして、常に新しい発見があります。例えば2月3日は節分の日でしたが、その日には色んなことをしなければいけません。豆を鬼にぶつけて、「鬼は外、福は内」と叫びながら邪気を追い払う。それから自分の年齢と同じ数の豆を食べることで健康的な体になるようです。最後に、恵方巻という太巻きを、その年の恵方(縁起の良い方角)に向かって、目を閉じて無言で願い事を思い浮かべならが食べると縁起が良いとされている。

ブラジルではお正月にレンチ豆を食べたり、皿の下に札を置きニョキ(パスタ)を食べるなどの風習があるので、その違いを比べることも中々楽しいです。

しかし、私が一番驚いたのは「丙午伝説」でした、なんとも丙午年生れの女性は気性が強く、夫を殺すことがあると言われ、最後の丙午年の1966年には出産率が27%も落ちたようです。これは江戸時代の都市伝説が始まりだったようですが、このように現実の生活にハッキリと影響を与えていることに感服しました。日本人は宗教的な信仰心はあまり無いとよく聞きますが、このような縁起もの関連にはとても敏感だなと思いました。

猪嶋イーゴル
第5期生
ブラジル